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この18世紀のフランスのタペストリーは、フランス最高のタペストリー工房のひとつボーヴェの名職人によって絹と羊毛の糸で織られています。清王朝の順治帝(在位期間1644〜1661年)や後継者である康熙帝(在位期間1661〜1722年)の生涯の一部を描いた非常に有名な「中国皇帝物語」シリーズの一作品です。
当時最も有力な芸術家によるデザインで、中国の宮廷の人々によってパイナップルが収穫される想像上のイメージが描かれています。パイナップルの畑や巨大なバナナの木に、松やヤシの木、エキゾチックな花に色鮮やかな服装と幻想的な仏塔など、明るい色彩のシノワズリの要素がいきいきと隅々まで織り込まれています。
年代 |
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1775年頃 |
サイズ |
高さ 297 cm 幅 114 cm |